秋のKombuchaの楽しみ方

▪️旬を楽しむ

「秋は果物豊富」コンブチャにとってはとっても相性の良い季節です。
私たちトラゲットはKombucha/コンブチャの素材を基本的に顔の見える生産者さんから仕入れています。
生産者さんと毎年収穫の時期が近づくと「そろそろ収穫始まりますか？」「そろそろ出始めますよー」そんなやり取りを繰り返しています。
時には「今年は不作なんです」そんな悲しいお知らせが届くこともありますが、それでも変わらずたとえ状態が多少悪くともお取引をさせていただいています。
たとえ量が少なくとも、＋Kombuchaの「風物詩」を楽しんでいただきたいと考えています。
豊作であることも不作であることも併せて一緒にお楽しみいただけたら幸いです。

さて、秋はフルーツが豊富に実ります。
私たちが＋Kombuchaで使用するフルーツはこの時期「りんご・葡萄・イチジク・スダチ・へベス」などなどです。
それぞれのフルーツを相性の良いスタンダードコンブチャと合わせ、ハーブやスパイスを加えて味を整えていきます。
美味しく・楽しい唯一無二のコンブチャを創る私たちの醸造所は名古屋で唯一であり、清涼飲料水製造業の許可を得た唯一の安心安全なコンブチャ専門店です。

▪️秋のとっておきスペシャル素材

多くの果物が実る秋の中でも私たちが毎年作るのを楽しみにしている素材がいくつかありますのでそのうちの1つをご紹介させていただきます。

①へベス

毎年心待ちにしているお客様多数のマイルドで爽やかな酸味の「へベスKombucha」
オイル系のパスタや鶏もものグリル・豚バラを使った料理・白身の魚の料理・白身の刺身などとの相性抜群。
そして何より、日向へベスさんの「黄金へベス鯖寿司」との相性が抜群です。

私たちは毎年「日向へベス」様より無農薬のへベスを仕入れさせていただいています。

「へべす」とは

宮崎県特産の香酸柑橘で、柚子・スダチ（徳島県）・カボス（大分県）・じゃばら（和歌山県）・シークヮーサー・（沖縄県）などの仲間です。
もちろん、有名なレモンも仲間です。
変わったところで言うと、タイ料理に使われている「マナオ（キーライム）」とへべすはそっくりです。

～名前の由来～

江戸の末期、宮崎県日向生まれの長曽我部平兵衛さんという方が
近くの山で香りのよい柑橘を発見しました。
平兵衛さんは自宅の庭先で栽培したところ評判となり、苗木を作っては人に分け与えました。
そんな平兵衛さんの名前から「平兵衛酢（へべす）」と名づけられました。

～特長～

へべすは、柚子やスダチなど他の柑橘に比べ皮が薄いため、
女性や子供でも果汁を搾ることができ、酸味がとてもまろやかです。

そして、なんといってもへべすの最大の魅力は、爽やかな香りと優れた機能性です。
潤沢な果汁のなかには豊富なビタミンＣと＜必須＞アミノ酸が含まれています。

人間の身体にとって必要不可欠なアミノ酸は約20種類ありますが
そのうち9種類のアミノ酸は＜必須＞アミノ酸と呼ばれています。
※アミノ酸は、全身の血流をよくし、細胞のゴミ掃除をして自然治癒力を回復させる効果があります

この＜必須＞アミノ酸は、人間が体内で自由につくることが出来ず必ず食品から補給しなければならないため、＜必須＞と呼ばれています。

へべすの成分には、この9種類ある＜必須＞アミノ酸のうち8種類もの＜必須＞アミノ酸が含有されていてアミノ酸を含む食品のなかでも群を抜いています。

アスパラギン酸は、新陳代謝を良くし有害物質を体外に排泄させる効果があり
スタミナを増強させるためにスポーツ選手などがよくアスパラギン酸が配合されたスポーツドリンクを飲んでいます。

最近では、がん細胞増殖抑制効果やダイエットにも効果があるなど注目されています。

また、毛細血管を保護し血圧を適正にコントロールし、生活習慣病を予防するといわれている
フラボノイド成分（ナツダイダイン）がゆずの37倍
花粉症やアトピー性皮膚炎に効く抗アレルギー作用の成分である、
同じくフラボノイド成分のナリルチンがカボスの6倍含まれています。（熊野農園HP参照）

花粉症へのメリットを考えるとコンブチャの「酢酸菌」と共に飲むことでとってもスッキリしそうですね！
日本にはこのように固有の素晴らしい素材がたくさん眠っています。

私たちはこのように隠れたスーパースターをコンブチャに宿らせて世界のコンブチャマーケットで勝負していくことも計画しています。
世界のKombuchaファンを魅了する日本のコンブチャ！！